top of page

【施工事例】大村市I様邸:シマトネリコ剪定

  • 執筆者の写真: 雅人 山下
    雅人 山下
  • 12月9日
  • 読了時間: 2分

今回は、大村市I様邸で行ったシマトネリコの剪定事例をご紹介します。


玄関横に植えられたシマトネリコがよく茂り、立派なシンボルツリーになっていましたが、その一方でいくつかお悩みも出てきていました。


ご相談内容

  • 樹冠が大きくなりすぎて、玄関やアプローチが暗く感じる

  • ベランダ付近まで枝が伸び、建物に近づきすぎている

  • 下枝が多く、圧迫感がある・風通しが悪い

「せっかく育ってくれた木なので、できるだけ自然な形は残したい。でも、家とのバランスを整えてスッキリさせたい」とのご要望でした。



お庭の状況

玄関前のアプローチ脇に一本植えられているシマトネリコ。常緑で樹勢も強く、成長が早い樹種のため、数年お手入れが追いつかないだけでも、写真のようにかなりボリュームが出てきます。

上部はベランダの高さを越え、枝葉が建物側へ寄っている状態。足元には門柱や低木もあり、**「どこからどう切るか」**をしっかり考えながら作業する必要がありました。

剪定前:シマトネリコ


今回の剪定のポイント

  1. 高さを抑えつつ、樹形を整えるベランダより上に出ていた枝を中心に、全体の高さを調整。ただし、切り詰めすぎると不自然なシルエットになるため、周りの景観とのバランスを見ながら段階的に切り戻しています。

  2. 込み合った枝を透かして、風と光を通す枝の交差している部分や、内側で混み合っている枝を整理。これにより、蒸れの軽減・病害虫予防・台風時の風の抜けが良くなります。

  3. 玄関周りの圧迫感を軽くするアプローチ側には下がってくる枝が多かったため、下枝を中心に整理。幹のラインが見えることで、玄関前が広く感じられるようにしました。


施工後の様子

剪定後は、シマトネリコ特有の軽やかな枝ぶりが際立ち、家とのバランスもすっきりしました。玄関や窓にもしっかり光が入るようになり、アプローチ全体が明るい印象に。

上部には花房も残してあるため、見た目のボリュームはありつつも、足元はスッキリして歩きやすく、**「抜け感のあるシンボルツリー」**に生まれ変わりました。

剪定後:シマトネリコ

ビフォーアフター:シマトネリコ


最後に

シマトネリコはシンボルツリーとして人気ですが、成長が早いため、数年に一度の定期的な剪定が欠かせません。

「大きくなりすぎて手に負えなくなる前」に、・高さのコントロール・枝の透かし剪定を行っておくと、今後のお手入れも楽になります。

大村市・諫早市周辺で

「シマトネリコが大きくなりすぎた」「玄関前の木をスッキリさせたい」

といったお悩みがありましたら、お気軽にご相談ください。

コメント


bottom of page